ガレージノート
第3話 へこみ修理は、思ったより繊細です
車のへこみ修理というと、「押して戻すだけ」のように思われることがあります。
板金作業では、へこみ方や場所によって作業内容は大きく変わります。
わずかな歪みでも、光の当たり方で見え方が変わるため、少しずつ形を整えながら作業を進めていきます。
特にドアやフェンダーまわりは、ラインや曲面を自然につなげる難しさがあります。
強く直しすぎても不自然になり、逆に残しすぎても違和感が出てしまいます。
そのため、状態を確認しながら細かな調整を繰り返していきます。
修理が終わったあと、「どこを直したかわからないね」と言っていただけることがあります。
それは、私たちにとって一番うれしい瞬間です。
[2026/05/16]

